日々思うこと。

日々の想いや感じたことを綴ります。

心身喪失は無罪って納得できる?

よく裁判で聞く「心身喪失の状態であったため無罪を主張する」という話。

その言葉を聞くたびにとても腑に落ちない、モヤモヤした気分になる。

心身喪失なら何をやってもいいと聞こえてくるような…。

 

精神障害者の認定を受けている人だって、行動や言動には、なかなか理解しにくい部分は多々あるにしても殺人などはそうそうおこさない。

それが障害者認定もない、入院などで治療をしていたわけでもない、犯行後は正常の範囲もしくは精神異常の演技だろうとさえ思える人が心身喪失だとか責任能力がないとかで犯罪をなかった事にはおかしいだろう!

そんな責任能力がないとするような状態の人なら、また同じこと繰り返す可能性は高いし自覚さえないのだろうから、野放しにせず、生涯一般社会からは切り離し監視下の中隔離するくらいは普通だろう。

それを治療で治りましたは無理があると思う。

まして被害者側がどう考えても納得できるわけがない。

 

この国は加害者に寄り添い被害者を軽んじる傾向があるからなのか、被害者よりも加害者の人権を大切にする。

加害者の将来とか人権とか色々守ろうと。

被害者は死んだらもうおしまいとばかりに軽んじるのに。

心身喪失の扱いもその延長のような気がしてならない…。