日々思うこと。

日々の想いや感じたことを綴ります。

大企業なら大丈夫と言う人…どこが?

シャープの経営悪化よりリストラや台湾企業に傘下に、東芝の巨額赤字による収益事業売却などの経営危機、神戸製鋼のデータ改ざんやスバルや日産などの検査不正問題と有名大手企業の問題が色々と話題に事欠かない状況。

 

にもかかわらず会社の規模で何かと判断する人が多い。

その内容や状態をまともに知らないにもかかわらず、有名だとか会社規模が大きいとか昔からあるからだとかで。

その結果、そんな企業がどうなっているかは先に書いた通り。

見た目で判断して、その結果はお粗末極まりない結果に。

 

大企業にいる人ほど、変化を嫌い、挑戦を嫌い、無難と言う言葉を好み、相手を規模で測り、何かをする際に騎乗のリスクを好んで唱える。

これでは新たなものは生まれるはずもなく、やっても人の成功例の真似事だから結果もしれたレベルにしかならない。

昔ならそれでも良かったのだろうが、今の時代はそのやり方は化石的な考え方で、その結果が業績不振やシェアの低下を招いている。

それでもなまじ体力があるから「まだ大丈夫」ととことん追い込まれ取り返しのつかないところまで落ちてゆく。

 

いい例が家電メーカーで、今や台湾、中国、韓国などが世界的な企業となり、日本のメーカーはどんどん存在感がなくなっている。

 

それでも日本メーカーは製品の信頼性がと言っていたが、度重なる大手企業の不正でそれすら危うい。

大企業たわからやってきたことは、結局は大規模な隠蔽というありさま。

 

これでも大企業は信用出来る、安心できると言えるのか?

もしそう言える人は何をもってそう言うのか聞いてみたい。

おそらく歳をとった昔の考えから変えることが出来ない、錆びついた思考回路の人なら、なんと言われようが言うのだろうが、そんな人はすでに時が止まった過去に縛られだ人だと思うので。

 

根拠のない大丈夫、今まで大丈夫だからと言って、本質を見ない人は、沈みゆく泥舟に乗っていても気づきもしないのだろうなと思う。