日々思うこと。

日々の想いや感じたことを綴ります。

世界のトレンドは独裁?

中国で10年の任期撤廃が決まり、習近平のやりたい放題政権がますます強化に。

日本でも自民党総裁が長期化できるようにとの動きがあったりと事実上の総理任期の長期化に推進させる方向に。

ロシアもソビエト崩壊後の大統領任期制限の事実上崩壊と、安定した政権運営と言えば聞こえはいいが、世界の国がどんどん独裁国家に向けて進んできている。

以前アフリカや中東でネットがきっかけとなり各地で独裁政権が崩壊したのに、それとは逆光する動き。

北朝鮮の独裁がどのような結果を招いているか、わかりやすい例があるにも関わらず。

長期政権になると権力は自分の周りに集中仕組みをつくり、人事権などを掌握する。

周りにイエスマンを置き、そうでないものは優秀でも社会に真面目に取り組む人材でも意にそぐわないとか反抗的などで排除。

どんどんやりたい放題で誰も逆らえない環境作りに勤しみ、しまいには自分は偉大な人物アピールする始末。

古代ローマナチスなど過去に多く失敗した歴史があるのにまた繰り返そうとするのは、権力欲のある人間は結局過去のことは省みず同じ思考回路しか持てないのだろうか。

 

最近の政治世界はみんなその流れに傾いているように見える。

IS(イスラム国)の事をさんざん言っておきながら、紙一重の状態を作っているような。

虐殺やテロを推進するかしないかの…。

歴史は繰り返されるとは政治の世界にはピッタリの言葉に思う。

そんな人間を選んでしまう、無関心な国民にも大きな責任はあるのだが。

少なくとも今の日本はどんなに無茶苦茶な事をしても結局選挙で選んでしまうのだから。

選ぶ国民も自分さえ良ければとか、何となく今まで通りとかではなく、真剣に考えて事が大きくおかしくなる前にしっかりと考えて行動していく事を真剣に考えてみる必要があるのではないだろうか。

取り返しがつかなくなってから慌てるのではなくて。

権力欲に取り憑かれた人は口では小気味いい事は言っても、蓋を開ければ最悪なのはこれまでの歴史が証明されているのだから。

それとも独裁国家を望んでいるから、支配と抑圧を望んで何もしないのか。

人任せは独裁でも構わないということにしか思えないけど。

 

自分は独裁は嫌だけど…。