今は「近頃の若者は…」だけじゃなく
昔からよく聞く「近頃の若者は…」という口癖。
マナーの悪さやよくわからない言葉づかい、相手に対しての礼儀など、ついつい言いたくなる気持ちはわからないでもない。
しかし最近はその前に別の思いがよぎってしまう事が。
「最近のそれは最近の年配者は…」という思い。
若者はと言う前にまずは自分だろうと。
道を歩いていてもまず譲ることはしない、特に複数人で歩いている年配者は横並びで道を塞ぐように歩き避けようとせず、ぶつかると睨まれる事多々…
整列して乗り降りする中横から当たり前のように入ろうとするし、店舗などで狭い通路を塞ぐように立ち止まり避けようともしない。
電車では乗る際に人を押し退け際に座ろうとするし、ぶつかっても謝るところか睨みつける。
歩行者道路は自転車優先とばかりベルをしつこく鳴らし、避けなければ文句の嵐。(歩行者優先のはずなのに)
本来なら若者の見本にならなければならない存在のはずがこんな自分勝手の傍若無人な態度じゃそれを見ている若者は同じく傍若無人な態度になっても何も言えない。
完全に負の連鎖。
古くから言われる日本人の良いところとして、性善説やマナーの良さ、親切心は今では懐かしい響きになってきて、あえてその姿を探してみんなで称賛しないといけない現状は悲しい。
前は当たり前のはずだったのに…
今の日本は自画自賛してるだけの情けない状況をバブルを経験した世代をはじめ自分勝手な態度がつくってきたことに、自分は悪くないと周りのせいにして今の状況を創り出してきたことを自覚しないのだろう…
日本人の良さとされてきたものは年配者によって時代遅れと言わんばかりに変えられていくのだろうか。